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新たな提携プログラムの開始

2024年01月10日

シンクサイト株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:勝田 和一郎)は、医薬品および診断ツールを扱う企業に向けた、新たな提携プログラムを開始しました。このプログラムは、ライフサイエンス分野において人工知能(AI)ベースのアプローチから新規治療法の研究開発を加速させることを目的としています。このプログラムは、疾患プロファイリング・バイオファーマ・AIといった三つの戦略的プラットフォームから構成され、それぞれの業界パートナーとの協業を強化し、共同研究などを通してヘルスケアにおける新たな知見の蓄積を企図しております。

  • 疾患プロファイリング・プラットフォーム:リキッドバイオプシーの中でも、疾患マーカーの測定/治療モニタリング/治療反応性の予測/微小残存病変モニタリングなどの評価ツールを、パートナー企業と共同開発する機会を提案します。
  • バイオファーマ・プラットフォーム:例えば、細胞治療の開発プロセスにおいて細胞に人工的な修飾を施さない手法を導入する/CRISPRシステムを用いたゲノムワイドの標的分子探索を目的とした、ハイコンテントな表現型スクリーニングアッセイを構築する/細胞形態のプロファイリングを基に、最適な細胞株を効率的に選抜する、など各製薬企業のニーズに応じた協業を志向しております。
  • AIプラットフォーム:病態細胞の形態や機能および遺伝子情報と臨床情報を結びつける「オミックス」解析の取り組みを拡大し、より網羅性の高い創薬ターゲット探索を目指す医療機関との共同研究を志向しております。

 

■ 本リリースに関するコメント

シンクサイト 最高事業責任者(CBO) Janette Phi

ヘルスケアにおける進歩や新たな発見の可能性を最大限に高めるには、柔軟な思考で革新的技術を取り入れていくことが必要です。当社の新しい提携プログラムは、AIベースの新規アプローチによって自身の研究ポテンシャルを高めたいと考えるグループにとって、当社の技術をより利用しやすくなるよう設計されております。

 

■ シンクサイト株式会社

シンクサイトは、東京大学及び大阪大学で生まれた先端技術を元に、ライフサイエンス及び医療の発展と革新を目指すスタートアップ企業です。先端イメージング、機械学習、マイクロ流体等の異分野技術を組み合わせて、次世代型のイメージ認識型高速セルソーティング技術を開発しています。この基盤技術を用いることで、新しい再生・細胞医薬や医療検査診断、創薬を実現させ、革新的な治療や診断に貢献することを目指しています。2019年6月には、経済産業省よりJ-Startupの1社に認定されています。詳しくは、シンクサイトのウェブサイト(https://thinkcyte.com/)をご覧ください。

 

■ 会社概要

社 名  シンクサイト株式会社 ThinkCyte K.K.

所在地  東京都文京区本郷7-3-1

代表取締役 勝田 和一郎

設 立  2016年2月