創薬イノベーションを加速する製品ラインナップの強化

March 5, 2025

シンクサイト株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:勝田 和一郎)は、新たな細胞分析プラットフォーム「VisionCyte™」を市場に投入する計画について発表しました。この発表は、2025年1月27日から30日までカリフォルニア州サンディエゴで開催されるSociety for Laboratory Automation and Screening (SLAS) にて行われ、VisionCyteは2025年の「New Product Award」のファイナリストに選出されました。2023年の発売以来、世界の主要なバイオ製薬企業や学術機関に採用されている同社の主力製品「VisionSort」に続き、VisionCyteの投入により、ライフサイエンス研究における同社製品ラインナップが更に拡充されます。

VisionCyteでは、ハイスループットで高精細な細胞形態情報のプロファイリングと高度なAI解析を行うことが可能であり、新規バイオマーカーや創薬ターゲットの発見等に貢献することが期待されています。VisionCyteの本格的な販売開始は2025年に開始される予定で、2025年後半には出荷を開始することを予定しております。また同社は、VisionSortとVisionCyteの両プラットフォームで利用可能な細胞蛍光染色キット「Celluminate」の発売も発表しました。本製品は、特定の血液疾患、幹細胞研究、加齢関連疾患など、既存の細胞表面細胞マーカーでは解析が難しい分野における探索研究に役立つことが期待されます。

■ 本リリースに関するコメント
代表取締役 勝田 和一郎
ライフサイエンス研究の発展に貢献するという当社の揺るぎないコミットメントから、製品ポートフォリオを拡充してまいりました。日々高度化する研究者のニーズに対し革新的なソリューションを提供することで、単に新たな製品を投入するだけではなく、疾患メカニズムの解明や創薬における新発見を加速し、人々の健康と生活の向上に貢献してまいります。

VisionCyte装置の詳細については、SLAS 2025のThinkCyteブース (#2632) にお越しいただくか、thinkcyte.com/visioncyteをご覧ください。

■ シンクサイト株式会社
シンクサイトは、東京大学及び大阪大学で生まれた先端技術を元に、ライフサイエンス及び医療の発展と革新を目指すスタートアップ企業です。光学、機械学習、マイクロ流路といった異分野の先端技術を組み合わせて、形態情報を認識するタイプの次世代高速セルソーティング技術を開発しています。この基盤技術を用いることで、新しい再生・細胞医薬や医療検査診断、創薬を実現させ、革新的な治療や診断に貢献することを目指しています。2019年6月には、経済産業省よりJ-Startupの1社に認定されています。詳しくは、シンクサイトのウェブサイト(https://thinkcyte.com/)をご覧ください。

■ 会社概要
社 名  シンクサイト株式会社 ThinkCyte K.K.
所在地  東京都文京区本郷7-3-1
代表取締役 勝田 和一郎
設 立  2016年2月